ホジャ・ナスレッディン

おかこの旅日記

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第1話 旅のはじまり

2009年9月16日から3週間、家族3人でトルコとウズベキスタンに旅行にいきました。石川君は、この2年あまりの間に沖縄、奄美大島、さらに南インド、カシミール、サウジアラビアに行っているのですが、わたしは10年以上前にヨーロッパに行ったことがあるだけ。娘の藍子は小学校1年生、初めての海外旅行でいきなり中東か、とためらいもありましたが、今回はなにやら心強いサポートが入るという前代未聞のぜいたくな旅だったのです。というのは、石川君のトルコ人の友人が旅のトルコ編をすべて組み立てて現地を案内して連れていってくれ、ウズベキ編もウズベキ人の友人がその友人を現地ガイドとして紹介してくれ、3週間ずっと現地ガイド付き(日本語ぺらぺら)、しかもすべての場所で友人やその親戚、そのまた友人のお宅で食事や宿泊をさせていただくという、なんともありえないぜいたくさだったのでした。

 というわけで、旅日記のはじまりです。
 
9月16日(水)
 午後2時にいよいよ家を出発。一社の駅で友人のIさんにばったり、名古屋駅までご一緒する。地下鉄の中で、飛行機にのってしまったらもうおまかせするしかないよね、と言われ、飛行機が怖い私に心強い暗示をかけてくれたのでした。名駅からアーバンライナーで大阪なんば、南海電車で関西空港へ。最後におそばを食べたらいい時間。手続きをすませ、午後10時50分のフライト。ウズベキ航空でまずはウズベキスタンのタシケントに向かう。(ここで乗り換え)タシケントと日本の時差は4時間。フライトは7時間半。

9月17日(木)
ウズベキ時間午前3時にタシケント空港に無事着陸。飛行機からタラップで降りるというのが新鮮。真夜中の異国でとりあえず1枚目の写真。乗り換えの人の待合ロビーの建物は古い洋館風の空港らしからぬところ、朝になるまで待つこと5時間。建物の奥にあるカフェ?でお茶でも飲んでみる。なんか映画の中にでもいる気分。

建物はおもしろいが特に行くところもなく、朝が来るまで眠くてたいくつ。やっと朝日がのぼり、あかるくなってきて、午前8時のフライトでトルコはイスタンブールへ向かいます。